Episode さんびゃくよんじぅ 『幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜インクルージョン (2010221)

東京へ持って行く和太鼓を自宅稽古場から出して、2tトラックへ積み込んでいました。
今朝の気温はマイナス2度、ココア(♀犬)の散歩に玄関を出ると、辺りは霜が降りていたのに、太陽が昇ると一気にポカポカ陽気。
これで積み込み作業は順調かと思いきや、たった7台の和太鼓を載せるのに四苦八苦。
なぜに?
とにかく手間取ったの一言。
どんな和太鼓やねん。
大きいんです。
何でもいいですが、2時間ほど掛かってようやく積み込み終了。
後日、劇場から搬出する際に覚えておくためにも、その積み込み手順書いてみます。(おもしろない、と思いますが。)

まず、トラックの奥の下段に35寸と3尺の長胴太鼓を、次に上段には42寸と38寸の桶胴を、太鼓面を下にした状態で積み込みます。
(1尺はおよそ30cm、面の直径を表わしますが、だいたいで。)
隙間ができますので、そこに各太鼓台を適当に差し込んで・・・。
次に38寸の長胴太鼓を横向きで入れます。
その時太鼓を左側にピッタリとくっ付けて右側に隙間を作ります。
そこに、ハンドリフトを頭から差し込むような形で入れます。
ハンドリフトの上に、太鼓化粧台を置きます。
38寸の長胴太鼓の上に、バラすことのできない35寸の長胴太鼓の台をあて布に包んで、一気に載せます。
次に36寸の桶胴を横向きの状態で、38寸の長胴太鼓に寄せて置きます。
最後に36寸の桶胴を利用して、45寸の桶胴を38寸の長胴太鼓を必死で載せると、大体終わりです。
・・・こんなんでわかりまよせんよね。

で、なんでこの程度のことで時間がかかったかというと、最後の和太鼓を積み込んだ時、少しはみ出して扉を閉めることができなかったこと、
それに大太鼓の寸法を考えずに稽古場を建てたので、入り口の幅が大太鼓よりたった3センチしか広くなく、
当然出し入れの時は、いつものごとく太鼓の角度がずれないように細心の注意を払って・・・・。
そんなこんなで、結局2時間も掛かってしまいました!(なんで2回も言うのや?)

今回は東京・赤坂にある「草月ホール」での公演ですが、昨年9月から指導している知的障がい者のプロの太鼓グループ、長崎「瑞宝太鼓」の・・・・
私が作曲した新曲発表の・・・
映画監督の小栗謙一氏が来夏公開予定の「幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜インクルージョン」のドキュメンタリー映画の・・・・、ナンダカンダ。
なにがあるんや!?
とりあえず、明日一路東京へ、一路が東京へ。


P.S.カーリング女子の予選、イギリスvs日本、し烈な戦いを繰り広げていました。
  厳密にいうとルールをほとんど知らないので、どちらが勝っているのかわからず、
  解説者の「この試合は後世にも残るすばらしいものです。」の興奮ぎみに発する言葉により、
  今は“し烈な戦い”をしているのだという気持ちになり、日本を応援していました。
  ヤーッヤーッヤーッ、フォ〜!!
  ルールを知らないっ。それもいいか…。がんばれ、ニッポン!!



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